こんにちは。キャリアアドバイザーの山下洋子です。
『新型コロナウイルス』関連のニュースが、連日報道されていますが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか??
職場がリモートワークに切り替わったり、時差通勤になったり、
中には大きく環境の変化があった人もいるのではないでしょうか。
「不要不急の外出は控えるように・・・」なんて言われると、
なんだか気分も暗~くなりますよね。。
そこで。
「YOCOlumn(ヨウコラム)」、Vol.08のテーマは・・・
【楽観的になる】
私が学んでいるコーチングは、アドラー心理学をベースにしています。
アルフレッド・アドラー
ご存知でしょうか?
オーストラリア出身の精神科医、心理学者であるアドラーの言葉に、
=====
楽観的であれ。
過去を悔やむのではなく、
未来を不安視するのでもなく、
今現在の「ここ」だけを見る
=====
というのがあります。
ここでいう【楽観的】とは、「楽天的」や「能天気」とは違うんですよね。
楽観的とは、根拠と準備がある状態 をいいます。
しかも、悲観的に検証し、悲観的に準備をし、その上で肯定的に行動すること。
それをアドラーは、【楽観的】と呼んでいます。
つまり・・・
準備や努力は「悲観的」に。最悪の事態を想定して。
すると、「これだけ頑張ったからあとは大丈夫!」という自信に基づいた
「楽観性」を身に付けることができるんです。
「新型コロナウイルス」の影響によって、
変わってしまった環境を嘆くでもなく、
これからどうなっていくんだろうと不安に思うだけでなく、
じゃぁその中で、
自分には何ができるんだろう?
自分は何がしたいんだろう?
「今ここ」に集中する。
不安や恐怖、心配で頭がいっぱいになったときは、
ぜひ、このことを思い出してくださいね。
今、自分ができることを、楽観的に、粛々と。
~ コラム執筆者プロフィール ~
●山下 洋子(Yoko Yamashita)
<キャリアアドバイザー・講師・コーチ>
20代半ばからノアの講師としてIT系の講座を担当、現在は、キャリア系講座や
働く女性のためのキャリアップセミナー等も開催。
30代からキャリアアドバイザーとして、学生、就活生、社会人、フリーターなど、
10代~50代までのキャリアカウンセリングに従事。アドバイザー歴12年。
産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント技能士、メンタルヘルスマネジメント検定等、
キャリアやカウンセリングに関わる専門資格を取得。
現在は、アドラー流パーソナルコーチとしても活動しています。
●メッセージ
本当の『自分らしさ』や『なりたい自分』に気付いてもらえることが、私のモットーです。
まだ分からない!という人は、一緒に探していきましょう。
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