【YOCOlumn vol.07】○○は二次感情、元になる一次感情を考えると・・・
こんにちは。キャリアアドバイザーの山下洋子です。
毎月28日にお届けする「YOCOlumn（ヨウコラム）」、Vol.07のテーマは・・・
【怒り】
・・・え？？
YOKO先生、お、お、怒ってるの？？
いえいえ、決してそんなことはありません ！！
でもね。
もちろん私も菩薩ではありませんので 笑、
怒りたくなるときも当然あります。
そして、
（怒ってるなー、この人・・・）っていうシーンにも、ときどき遭遇します。
皆さんも、ありますよね？
そんな時のために、ぜひ、このことを覚えておいてください！
【怒り】の感情って・・・
心理学的には、「二次感情」と呼ばれています。
そして、
落胆・心配・悲しみ・傷つき・寂しさ
などが「一次感情」です。
もともとは、別のネガティブな「一次感情」が根っこにあり、これが「怒り」という
「二次感情」に変わっていきます。
例えば・・・
友達にLINEをしたけど、一向に既読にならない。
1日、2日、1週間・・・と時間だけが過ぎていくと、
（どうしたんやろう・・・なんかあったんかな。。。）と、「心配」になりますよね？
そんな時、突然、何事もなかったかのように返信が来たら、どうでしょう？
（いやいや、もっと早く返信ちょうだいよ！）と思う。
この「怒り」の感情は、もともとは「心配」でした。
そして私たちはついつい、その「心配」をすっ飛ばして、「怒り」の部分だけを相手にぶつけて
しまうんですよね。
その結果、喧嘩になってしまったり、関係がぎくしゃく・・・なんてことに繋がります。
そこで大事なのが、
・自分の「一次感情」を知ること
・それを、相手にも伝えること
なんです。
（あ、私は心配してたんだな）と気づき、
「心配だったんだよ。だから怒ってるんだよ」と、相手に伝える。
（伝え方ももちろん大事）
相手も、いきなり「怒り」をぶつけられると、圧迫感を感じてしまいます。
怒りの元になった感情（心配だった）を伝えた方が、同じ事実でも相手に受け入れてもらいやすいですよね。
そんなもん、怒ってるときにいちいちできるかー！
という気持ちも、わかります 笑
そんな時は、少しだけ、自分が冷静になれる行動を、決めておいてください。
・深呼吸する
・その場を離れる
・目を閉じる
など。
自分自身も、嫌な「怒り」の感情を引きずらないために、ぜひお試しください♪
～ コラム執筆者プロフィール ～
●山下 洋子（Yoko Yamashita）
<キャリアアドバイザー・講師・コーチ>
20代半ばからノアの講師としてIT系の講座を担当、現在は、キャリア系講座や
働く女性のためのキャリアップセミナー等も開催。
30代からキャリアアドバイザーとして、学生、就活生、社会人、フリーターなど、
10代～50代までのキャリアカウンセリングに従事。アドバイザー歴12年。
産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント技能士、メンタルヘルスマネジメント検定等、
キャリアやカウンセリングに関わる専門資格を取得。
現在は、アドラー流パーソナルコーチとしても活動しています。
●メッセージ
本当の『自分らしさ』や『なりたい自分』に気付いてもらえることが、私のモットーです。
まだ分からない！という人は、一緒に探していきましょう。
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