条件付き書式が反映されない?原因をいくつか考えてみよう!

エクセルの操作にもだいぶ慣れてきて、「条件付き書式」も使えるようになってきたけれど、ふと使っている時に「あれ?条件付き書式が反映されない?」と困ってしまう時があります。エクセルの作業を行っている時にそのようなことが起こってしまうと、作業を中断せねばなりません。

今回の記事ではそんな場合にすぐ対処できるように「条件付き書式が反映されない」ときの原因や対処法について解説していきます。もちろん、ここで紹介する以外にも原因・対処法はありますが、まずはこちらの方法を試してみてくださいね。

条件付き書式が反映されない原因

女性が考え事をしているイラスト

ではまずは「条件付き書式が反映されない原因」について考えてみましょう。せっかく作ったエクセル資料がうまくいかない!と慌ててしまう前に、一度落ち着いてチェックしてみましょう。

ちなみに、「条件付き書式」についてちょっと自信がない…という方は自分のエクセルのレベルがどれぐらいなのかな?と一度チェックしてみると良いでしょう。こちらの記事で「3分で出来るエクセルレベルチェック」をご用意しているので試してみて下さいね。

「条件付き書式」の内容が間違っている

まずは本当に基本的な事ですが、「条件付き書式」の内容は間違っていませんか?例えば、条件付き書式を設定したいセルの範囲が間違っていたり、セルの色をつけたいはずなのにセルの中の文字に色を付ける設定になってしまったりなど、色々なパターンがあります。

また、「関数」を使用した「条件付き書式」では選択する範囲を間違えてしまったりすることはよくあることです。どうも条件付き書式がうまくいかないな?と思ったらまずは「条件付き書式の内容」を見直してみて下さいね。

Officeソフトが古い

また、他の人が作ったデータを自分のパソコンで開いたときに「相手のOfficeソフト」よりも自分のOfficeソフトが古い場合などにうまく読み込めず、条件付き書式が反映されないことがあります。あまりにも古いOfficeソフトを使用していると、最新のOfficeソフトとは機能などが違っている事も多いので、支障が多い場合は新しいOfficeソフトの購入も検討しても良いかもしれません。

バグの可能性

めったにありませんが、Officeソフト自体のバグの可能性もあります。マイクロソフト社のホームページに記載が無いかなどを確認してみましょう。また、Office365というオンライン上で使用できるExcelを使用している場合、このような条件付き書式が反映されない場合などもあるので上の二つを確認しても改善しない場合はチェックしてみて下さいね。

条件付き書式が反映されない時の対処法

複雑な数式が描かれている黒板

ではここからは実際に、先ほど紹介した「原因」に対してどのような対処をしたらよいか?について解説していきましょう。「対処法」をしっかり身に付けておけば、いざという時すぐに対処できるので頭の中に入れておくと良いですね。

条件付き書式の内容を見直す

まずは単純な事ではありますが、「条件付き書式の内容が間違っていないか?」をチェックして行きましょう。例えば、

  • 選択する範囲が間違っている
  • 関数などの数式が間違っている
  • 適用される文字列が間違っている

先ほども少しお話した内容ですが、特に「他の人が作った条件付き書式」だと自分が思っている内容と違う内容が書き込まれている可能性もあります。思っているように条件付き書式が反映されないな?と思ったら書式の内容に間違いが無いか改めて確認してみましょう。

「書式のクリア」を試してみる

続いては、一度「書式のクリア」を試してみる方法です。つまり、一度書式を全て消してみるということですね。それで再度設定して解決することもあります。

ただ注意してほしいのが、先ほど解説したような「他の人が作った条件付き書式」を消す場合は元通りに復元できるか、きちんと確認したうえで「書式のクリア」を試してみる必要があります。あまり「条件付き書式」の使い方に慣れていなく、書式を再度設定する自信がない場合はあまりこの方法はおススメしません。

マイクロソフト社のコミュニティなどを確認してみる

色々試したけれど解決しない…という場合は、Officeソフトを開発している「マイクロソフト社」のコミュニティ(掲示板)を確認してみましょう。同じような状況で困っている人の解決法が確認できるかも知れません。

困った時に相談できる環境を

スキルと記載されたボールを持っている手元のイメージ

今回の記事では「条件付き書式が反映されない」場合の解決法について解説しましたがいかがでしたか?正直、まだエクセルを学び始めたばかりの方だとよくわからない…と感じる点もあったかもしれません。とはいえ、独学でエクセルを学んでいると、疑問点があってもすぐに解決できないというのはもどかしいですよね。

そこでおすすめするのが「スクールでエクセルを学ぶ」ことです。noaのエクセル講座では、自宅にいてもオンラインで受講可能な為「通うのが面倒…」という方でも気軽に学ぶことが出来ます。

また、自分でネット上の知識を必死に探さなくてもすぐにわからないことは講師に確認できるというのも魅力的ですね。そんなnoaのエクセル講座はレベル別にもご用意していますので、今回の記事がちょっと難しかったな…という方はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。

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