絵を描くのが好きなら仕事に生かそう!向いているのはどんな仕事?

小さいころから絵を描くのが好きで、将来は絵に関わる仕事がしたいな…と思っていたけれど、気が付けば普通の大学を出て、全く無関係の仕事をしているという方はいませんか?それでも絵を描くのは好きなままで、今でも趣味で絵を描いているという方も居るでしょう。

美術系の大学や専門学校を出ていなくても、絵に関する仕事についている人はたくさんいます。趣味で絵を描いているうちに、「こんなに絵を描くのが好きなら仕事に出来たらな…」と感じ始めるパターンの方も多いです。

そんな「絵を描くのが好きだから仕事にしたい」と感じている方向けに、今回の記事ではそんな「絵を描くのが好き」な方がどんな仕事が向いているかを解説していきましょう。絵を描く仕事、と聞くとまずは「画家」を想像するかもしれませんが、今回は絵に関する専門の学校に行かなくてもなれる職業に注目していきます。

絵を描くのが好きだけど仕事に出来る?

画用紙の上にクレヨンが転がっている

いざ、絵を描くのが好きだから仕事にしたい!と言ってもざっくりしたイメージではなかなか難しいですね。まずは「どんな仕事がしたいのか?」という点や、「どんなふうに働きたいのか?」という点に着目していきましょう。

「仕事」と言っても色々ある

絵に関する仕事と言っても本当にたくさんあります。あくまでも絵を描くだけの仕事から、デザインや発注まで賄うような仕事など、様々な職種があります。このご時世、「絵を描くだけをしたい」というのでは仕事にするというのはなかなか難しいかもしれません。そうなってくるとハイレベルな技術や経験を求められる事が多いので、専門の学校や美大に通う必要が出てくるでしょう。

「絵を描くのが好き」だからデザイン関連やイラストの仕事など、絵に関わる仕事をしたい、という気持ちであれば様々な職種に挑戦することが出来ます。細かい職種に関してはまた後程紹介していきますね。

どんなスタイルで働きたい?

また、そのような絵に関わる仕事したい、という場合にどのようなスタイルで働きたいか?というのも重要になってきます。本業として働きたいという方も居れば、副業として働きたいという方も居るでしょう。最近では、メインの仕事とは別に「副業」を始めるスタイルの方も非常に多いです。

また、企業に所属して働くのか、フリーランスで働くのかという点も考えた方が良いでしょう。副業として働く場合にはフリーランスで働く方が多いです。また、メインの職業が副業・兼業を認めていない場合もあるのできちんとチェックしておくべきですね。

絵を描くのが好きならこんな仕事

アトリエで絵を描いている男性の白黒写真

では実際に「絵を描くのが好き」という場合、どんな仕事が向いているか解説していきましょう。もちろん、ここで紹介する以外にも様々な職種がありますが、美大や美術の専門学校を出ていなくても勉強を始めやすい職種をいくつか挙げていきます。

絵を描くだけではなく他にも作業が必要となる職種もありますが、しっかり勉強をすれば未経験でも就職先を見つけやすい職種なので参考にしてみて下さいね。

イラストレーター

まずはイラストレーターです。最近ではWEBサイトや雑誌の記事の合間合間に簡単なイラストが差し込まれていることが多いですね。クライアントからの依頼・イメージを元に様々なイラストを描く職業です。中にはちょっとしたマンガなどを依頼される場合もあります。

最近ではInstagramなどのSNSでイラストをアップして、依頼を受けて仕事をする…というスタイルのイラストレーターもよく見かけますね。基本的な事ですが、最近のイラストはほぼ「デジタル作業」となっています。昔からのイラストレーターや独特なデザインのイラストレーターであればアナログで活動している場合もあるかもしれませんが、最近のイラストレーターは「制作ソフト」が使いこなせないと仕事をするのは難しいでしょう。

制作ソフトの代表的なものとして、「illustrator」や「Photoshop」があります。それらのソフトの解説に関してはこちらの記事を読んでみて下さいね。このような制作ソフトに関しては、独学で学ぶ方や趣味として使用している方も多いのですが、仕事として使えるようになりたい、という方はスクールで勉強しておいた方が実践でも役に立つでしょう。

グラフィックデザイナー

続いては、グラフィックデザイナーです。何となく聞き覚えは有るけれどどんな仕事?と思われるかもしれません。わかりやすく言えば、「紙媒体」のデザイナーです。直接絵を描く仕事ではありませんが、雑誌のレイアウトや商品パッケージなどの作成をする、という点では絵を描くのが好きな方は楽しんで仕事が出来るのではないでしょうか。

グラフィックデザイナーにおいても、先ほど紹介した「制作ソフト」の知識は必須です。その他にもデザインに関する知識も身に付ける必要があります。同様の仕事にこの後紹介する「WEBデザイナー」がありますが、必要となるスキルに関しては同じようなものがあるので次の記事も参考にしてみて下さい。

WEBデザイナー

そして「WEBデザイナー」です。先ほどお話した副業としても人気の職業の一つです。在宅でも仕事が出来るという事でWEBデザイナーを目指す方も多いようですね。WEBデザイナーとして活躍できるようになるためには、デザインの知識以外にもHTMLなどの言語の知識も必要となりますが、こちらに関してもillustrator・Photoshopと同じようにスクールで学ぶことが出来ます。noaのようなビジネススクールでは、目指すべき職種に合わせた講座を学ぶことが出来るので必要となるスキルについても相談してみて下さいね。

また、絵を描くのが好きだけれど、絵が上手いとは言えない…という方でもWEBデザイナーであれば目指しやすい職種です。絵を描くスキルについて優先的に求められる、という職業は無いので、絵が下手でもWEBデザイナーとして活躍している!という方も多いです。詳しくは次の記事を読んでみて下さいね。

もちろん社会人としてのマナーも必須

スーツのネクタイを締めている男性の首元

イラストレーターやデザイナーなどのクリエイティブな仕事だと、スキルがあればコミュニケーション能力を必要としたり、ビジネスマナーに注意することも無いんじゃないの?と思われるかもしれません。しかし、そのような仕事でも「コミュニケーション能力」と「ビジネスマナー」は必須です。ここからはなぜその二つが必須なのか?について解説していきましょう。

会社に所属するならコミュニケーション

WEBデザイナーやグラフィックデザイナーなどの職業では、フリーランス以外にWEB制作会社、印刷会社、企業の広報部などに所属する場合があります。そのような時、個人的に仕事をするのではなく「チーム」で仕事をするパターンが殆どです。様々な作業を分担制にするため、チーム内でのコミュニケーションが非常に重要となります。

その時にうまくコミュニケーションが取れていないと、作業の進行にも支障が出てしまいますね。もちろんフリーランスでも、クライアントからの依頼を受けたときに相手の要望をしっかり聞く必要があるためコミュニケーション能力は必須となります。デザイナーとしてのスキルは重要ではありますが、仕事を効率よく進めていくためにはコミュニケーションについてもしっかりと学ぶ必要があります。

相手の要望をうまく聞き出すためには「相槌」をうまく使うのが有効です。そんなスキルも身に付けたいな…という方はこちらの「コミュニケーションで相槌をマスターしよう」の記事もおススメですよ。

フリーランスでもビジネスマナーをしっかりと

フリーランスや在宅ワークを選択する人の中には、「人とのコミュニケーションが苦手だから…」や「ビジネスマナーとか面倒で…」という方もいるかもしれません。確かに、会社に勤めるよりも人と対面する機会は少ないかもしれませんが、フリーランスだからと言ってコミュニケーションやビジネスマナーが不必要という訳ではありません

むしろ、顔を合わせる機会が少なくなるからこそ、相手に失礼が無いように「ビジネスマナー」をしっかりと身に付ける必要があります。メールやチャットの文章一つでも、気を付けていないと相手に与える印象が変わってしまいます。

社会人の経験があればビジネスマナーなんてわざわざ学ぶ必要は無いんじゃない?と思われるかもしれませんが、「意外と知られていないビジネスマナー」についても一度チェックしておいた方が良いかもしれません。

ビジネススキルに関してはスクールで

紙に筆で色を塗っている手元

今回の記事では「絵を描くのが好き」な人に向いた仕事についてお話してみましたがいかがでしたか?もちろん、絵を描くのが好き!という気持ちだけで仕事にするというのは難しいですが、描画のスキルが無くても関連した仕事に就くことは出来ます。グラフィックデザイナーやWEBデザイナーの仕事は、直接絵を描くことはあまり無いかもしれませんが「絵を描くことが好き」な方には向いている仕事かと思います。デザインや色彩に関する知識を学ぶのも楽しく感じられるでしょう。

ソフトのスキルを学んだり資格取得も出来る

とは言っても、全くの未経験でいきなりWEBデザイナーになる、というのはなかなか難しいので「制作ソフトのスキル」や「知識」は必要となります。そこでおすすめするのがnoaの「グラフィックデザイナー」や「WEBデザイナー」に向けた各種講座・コースです。illustratorやPhotoshopなどの制作ソフトの基礎から応用の知識はもちろん、WEBデザイナーになるための専門コースもご用意しています。

また、「無料講座体験」や元人事のキャリアアドバイザーによる「無料カウンセリング」もご用意しているので、絵を描くのは好きだけどどんな仕事がいいかわからない…という方は一度相談だけでもしてみて下さいね。