チームでの会議や取引先へのサービス提案、学校での授業やセミナーなど、あらゆるシーンでプレゼンテーションは求められます。そんな時、視覚に訴えることのできる魅力的な資料が作れたら、プレゼンテーションの効果がもっと上がりますよね。今回は、プレゼンテーション資料を作るためのツールについてご紹介していきます。
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どんなツールを使ってプレゼンテーション資料を作ろうかなと考えた時、PowerPoint(パワーポイント)とGoogleスライド(グーグルスライド)、まずはこのふたつが思い浮かぶのではないでしょうか。それぞれの特徴を押さえて、適切に選べるようにしていきましょう。
PowerPointはMicrosoft社が提供しているプレゼンテーション用ソフトウェアです。豊富なテンプレートやフォント、アニメーションやスライドトランジション(スライドが次のスライドに切り替わる際に表示される視覚的な効果)などが利用可能で、アイデア次第で自在にデザイン性の高い資料を作ることができます。また、PowerPointはデスクトップアプリケーションであるためオフラインでも使用可能で、インターネット環境の有無を問いません。高い利用率を誇るPowerPointは、インターネット上やインスタグラムなどのSNSで、「おしゃれなプレゼン資料を作るコツ」「デザイン時短テクニック」など、アイデアに困った時に便利なコンテンツがたくさんあるのもメリットと言えます。
GoogleスライドはGoogle社が提供するプレゼンテーション用ソフトウェアで、Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用できます。デザインの自由度はPowerPointより限定的ではありますが、クラウド上で使用されるため、同じファイルを同時に複数のユーザーが編集できる機能が備わっていて、資料の共有が簡単に行えることも大きな魅力です。また、データはデバイスではなくクラウドに自動保存されるため、ファイルを誤って消してしまう心配もありません。オンライン会議でメンバーそれぞれが資料をチェックしながらすぐに修正を行う、といったスピーディーな対応が叶うのがGoogleスライドです。
現在、インターネット上でもデザインツールはたくさん登場しています。今回は先ほどご紹介したPowerPointのデザイン性とGoogleスライドの特徴である資料共有の手軽さ、それぞれの良さが備わっているデザインツールCanva(キャンバ)をご紹介します。
Canvaはオンラインで使えるグラフィックデザインツールで、61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップといった簡単な操作でおしゃれなデザインを作成することができます。写真編集やポスター、ロゴ、名刺といったDTPやグラフィックデザインはもちろん、プロのデザイナーが作成したテンプレートを使ってホームページなどのWEBデザイン、さらには動画編集など、さまざまなデザインにも活用することができます。用途も広く、感覚的に操作することができるCanvaは、個人での利用はもちろん、学校や企業でも多く導入されています。(一部、有料のコンテンツもあります)
その豊富なテンプレートが魅力のCanvaは、もちろんプレゼンテーション資料にも対応しています。プライベートからビジネスまで、さまざまなシーンに対応するテンプレートを提供しており、デザイン性の高いプレゼンテーション資料を簡単に作成することができます。資料をチームで共有しながら作成したり、完成したCanva上のデザインをPowerPointなどの形式でダウンロードしたりと、共有と保存をご自分の好きなスタイルで選べるのも便利なポイントです。
Canvaのプレゼンテンプレート
今回ご紹介したCanvaのようなデザインツールを使ってみて、「オリジナルのデザインを作れるようになりたい」、「転職やキャリアアップに活かせるような、専門的なデザインのスキルを身につけたい」と思った方には、スクールで効率良く学ぶのがオススメです。
デザインの勉強をしたい方には、資格とキャリアのスクールnoa のIllustrator(イラストレーター)講座がオススメです。Illustratorは、グラフィックデザイナーやWEBデザイナーには必修のソフトウェアですが、最近では職種を問わずニーズが高く、プレゼンテーション資料をはじめ、プロフェッショナルな書類を作成したい方にも、ぜひ身につけてもらいたいスキルとなっています。
noaではライフスタイルやキャリアに合わせて多彩な講座を用意しており、受講スタイルはオンライン、対面のどちらも選択可能です。「何から始めたら良いかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。noaの専任キャリアアドバイザーがいつでもサポートいたします。