あなたは大丈夫?学校では教えてくれなかったビジネスマナーとは!?

4月から新社会人として働き始めて、環境の変化についていけない…という方もいるでしょう。また、今まではオフィスで働くような業種じゃなかったのに、転職でオフィス等で働き始めて環境の変化に戸惑っているという方もいるのではないでしょうか?

「社会人」になって環境の変化に戸惑う理由として挙げられるのは「ビジネスマナーがわからない」という点です。学生時代に、アルバイトなどで働く経験はあっても、社会に出て働き始めると「え?そんな決まりがあるの?」と思われることが沢山出てきます。

今回の記事では、そんな「ビジネスマナー」についてお話していきましょう。簡単なチェックもご用意しているので、自分は大丈夫かな?と参考にしてみて下さいね。

社会人の基本って?どこで学ぶの?

時間に追われている男性のイメージイラスト

社会人、というと学生時代とは違い色々厳しそう…と身構えてしまう事もあるでしょう。「上下関係」「コミュニケーション」など、学生生活とはまた違った悩みが増えてきます。挨拶ひとつをとっても、今まで使ったことの無いような言葉を使う事もあります。「敬語」ひとつとっても「丁寧語」や「謙譲語」など使い分ける必要があるため、「知識」として頭に入っていないと「マナー違反」をしている場合もありますね。

職種によって様々

「こんなの社会人として基本だろ!」と怒られてしまった事がある、なんて方もいるのではないでしょうか?「社会人としての基本」というものは明確な線引きがあるわけではありません。「社会人の基本~第3条~」のような法律があるわけでもないですよね。

そんな「社会人としての基本」は、職種によっても様々です。とは言っても、「最低限のビジネスマナー」というものはほとんどの職種に共通しています。この「最低限のビジネスマナー」は、どの業種でも身に付けておくべきポイントとなります。

noaではビジネスマナーの基本から目標設定なども学べる講座として「ビジネス基礎力(ビジネスリテラシーⅠ)」をご用意しています。基本を学びたい!という方はこちらの講座もどうぞ。

基本中の基本は自分でも学んでおくべき

でもビジネスマナーって社会に出てから自然と身につくものじゃないの?と思われるかもしれません。と言っても、「もともとマナーが身についている新人」「1から教えなくてはならない新人」はどちらが喜ばれるでしょうか?どう考えても前者ですね。今は「ビジネスマナー」に関する書籍やネット記事もたくさんあるので、「基本中の基本」は自分で学んでおいた方が、社会に出たとき恥ずかしい思いをする事は無くなるでしょう。

ビジネスマナーはスクールでも学べる

とはいっても、書籍に書いてあることやネット記事で調べたことが「最新のマナー」なのか?という疑問もあるでしょう。今はリモートワークなどの新しい働き方も生まれてきて、昔に比べると変化している点もあるかもしれません。また、自分の職種にあったマナーを学びたい、レベルの高いマナーを学びたい、という場合もあるかもしれませんね。

そんな時にお勧めなのが「スクール」で学ぶという事です。入校前に、「学ぶべきポイント」について相談することも出来るので、無駄な時間を使うという事が減ります。また、様々な講座を用意しているので「豊富な知識を身に付ける」ことも出来ます。例えば、noaの「就活準備コース」であれば「ビジネスマナー」に加えて「コミュニケーションスキル」も同時に身に付けられますよ。

あなたは大丈夫?ビジネスマナーチェック

LEGOの男性がデスクに座り険しい表情をしている

ではここからは、あなたが「ビジネスマナー」についてどれぐらいの知識があるのかチェックして行きましょう。簡単なものから、意外と難しい!というものまであるかと思いますが、気軽にチェックしてみて下さいね。全て「〇」か「×」で答えてみて下さい。

「電話応対」って意外と難しい

古い昔の電話機と最新の電話機

【「〇」「×」どっち?】
  • 電話は3コール以内に取る
  • 自社の上司には必ず「さん」などの敬称を付ける
  • 担当者が居ない場合は、またかけてもらう
  • 聞き取れなかった場合にもう一度聞く
  • 隣の席宛の電話であれば保留にしなくてよい

いかがでしたか?もちろん企業によってはもっと厳しいルールが設けられていたりする場合もあります。では答え合わせをして行きましょう。

電話は3コール以内に取る→「〇」

これはアルバイトなどでもルールとして設けられているところもあるのではないでしょうか?3コールを超えてしまった場合は「お待たせしました」を忘れずに。

自分の上司には必ず「さん」などの敬称を付ける→「×」

自社の人間に対して敬称は必要ありません。

担当者が居ない場合はまたかけてもらう→「×」

マナーとしては「こちらから掛けなおす」のが正しいです。相手の都合の良い時間を聞きましょう。もちろん、相手がこちらから掛けたい!という場合は無理に言う必要はありません。

聞き取れなかった場合にはもう一度聞く→「〇」

「聞き返すのが失礼」と感じてしまう人がいるようですが、大切な要件を聞き逃してしまう方が大変です。「恐れ入りますが」と一言添えて確認しましょう。

隣の席宛の電話であれば保留にしなくてよい→「×」

基本的に相手を待たせる場合には必ず保留にします。すぐ取り次げるから、と思わずに一度保留にした方が、電話を替わる相手も落ち着いて電話に出れますね。

電話応対では、「相手に物事をスムーズに伝える力」も必要となります。「ロジカルシンキング」を身に付けておけば、電話応対でも伝達ミスが減る上に普段の業務でも役に立ちますよ。

意外と知らない「服装」のマナー

ビジネスマンに必要なシューズやバッグなどが並べられている

電話応対編はいかがでしたか?続いては、「服装」のマナーについてチェックしてみましょう。もちろんこれも会社によって規定が違ってくるとは思いますが、新社会人として出社1日目!の場合にミスの無いようにチェックしておきましょう。

【「〇」「×」どっち?】
  • スーツの色は黒・紺・グレー
  • 通勤で歩きやすいようにスニーカーでも構わない
  • 靴下の色はスーツに合わせる
  • スーツのサイズが合っていればシャツのサイズは大きめでも良い
  • 私服でOKであれば何を着ても良い

ちょっと簡単すぎましたかね?でも意外と入社してみると出来ていない、という方も多いです。では確認していきましょう。

スーツの色は黒・紺・グレー→「〇」

つまり、落ち着いた色が間違いないという事ですね。ただ注意してほしいのは「柄が濃い」などは避けておいた方がいいという点です。フレッシュマンであれば、ファッション性の高いスーツは避けた方が良いでしょう。

通勤で歩きやすいようにスニーカーでも構わない→「×」

これはちょっとNGですね。取引先などに会う時に足元がスニーカー…というのは問題外です。もちろん、私服OKの会社であればスニーカーを合わせる場合もあるかもしれませんが、新入社員がいきなりスニーカーというのはあまり印象がよくありません。

靴下の色はスーツに合わせる→「〇」

私服の時であれば、靴下をちょっと派手な柄にしてチラ見せ、なんてのがオシャレな場合もありますが、ビジネスシーンではNGです。スーツに合わせたシンプルなカラーで、なおかつスーツの色に合わせると統一感が出ますよ。

スーツのサイズが合っていればシャツのサイズが大きめでも良い→「×」

スーツはこだわるけれど、シャツは別に…という方もいるかもしれませんがこれはNG。スーツとシャツのサイズが合っていないと、どうしても「清潔感」が薄れてしまいます。シャツに変な皺が寄っていたりすると、だらしなさを相手に感じさせてしまう事がありますね。

私服OKであれば何を着ても良い→「×」

これもNGですね。新入社員がTシャツ短パン、サンダルでやってきたらどうしますか?あくまでも私服OKと言っても会社は「仕事をする場所」なので清潔感のある、相手に印象のいい服装を心掛けたいですね。

「清潔感」のある服装が身に付けられていても、「印象が悪い」とカッコ悪いですね。そんな「印象の良い人」になれるコツを学べるのはこちらの「対話力養成講座」となっています。

「知らなかった」は恥ずかしい

ビジネスマンがコミュニケーションを取っているイラスト

今回は「ビジネスマナー」について、チェックも交えて解説してみましたがいかがでしたか?「これぐらい常識!」と思われた方もいれば、「知らなかった…」という方もいるでしょう。ここで注意してほしいのが、「知らなかったから仕方ない」と思ってしまうという事です。

人に迷惑をかけたのに「知らなかった」?

例えば、取引先との電話で引き継ぎミスをしてしまったとします。上司から注意されて、「知らなかったので」と言えますか?「電話応対」のマナーなどは、社会人として身に付けておくべきもの。もちろん、新入社員に向けて丁寧な研修を行ってくれる企業もあるかもしれません。しかし、企業によっては「それぐらいは当たり前」として業務についてもらうという所も少なくありません。

「誰かが教えてくれるだろう」と受け身の姿勢でいるよりも、「自ら学ぶ姿勢」の方がぐんぐんキャリアアップにも繋がります。最初にお伝えしましたが、「もとからマナーが身についている新人」の方が企業としても有難いですよね。どんどんキャリアアップしたい!という目標があるのであれば、自分のキャリアについて「プランニング」してみるのもおススメですよ。「キャリアマネジメント講座」を受講すれば、仕事に対する不安も減少します。

「マナー」は自然と身につくもの?学ぶもの?

ここまでを読んで、「ビジネスマナー」って大変そう…と感じた方もいるでしょう。もちろん、日々の業務で自然と身につく「ビジネスマナー」もあります。上司や先輩の行動を見て身に付けるのも大切ですね。とは言っても、目指したいところは「もとからマナーが身についている新人」です。入社してから電話応対や文書作成などの指導に時間を割く、というのは企業側にもメリットは少ないですよね。

そこで「自分でビジネスマナーを学ぶ」のをおススメします。企業によってマナーに多少の差はあれど、基本となるビジネスマナーはほとんど変わらないです。そこで、ビジネスマナーに関するプロから「スクールで学ぶ」のはいかがでしょうか?noaでは学びたい講座単発で学ぶことも出来れば、関連する複数の講座を「コース」で学ぶことにより効率の良いスキルアップをする事も可能です。例えば、「ビジネススタンダードコース」であれば今回ご紹介した講座はすべて含まれています。

その他にも、先ほど紹介した「就活準備コース」、リーダー職に向けた「ビジネスリーダー養成コース」などもご用意しているので、今回の記事でnoaの講座が気になったら是非一度お問い合わせしてみて下さいね。