エクセルの基本操作も大分慣れてきて、これなら仕事でもある程度使えるかな……?と思っていたら、就職先では「Googleスプレッドシート」を使っていた……というパターンもあります。
「Googleスプレッドシート」って何!?と今までエクセルしか使用したことがない方は思うかもしれません。しかし簡単に言えば、「Googleスプレッドシート」は「WEB上で使えるエクセル」という認識で問題ありません。どういうことか、見ていきましょう。
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最初にも説明しましたが、「Googleスプレッドシート」は簡単に言えば「WEB上で使えるエクセル」です。もちろん、細かい違いはありますが、「表計算ソフト」という点においては共通しています。
Googleではマイクロソフトオフィスソフトのように使えるWEBアプリケーションがいくつかあります。「WEB上で使える」という点において、テレワークやオンライン業務が増えつつある昨今、取り入れている企業も多くなってきています。
ここからは、「Googleスプレッドシート」を選ぶ理由・使用するメリットについていくつか説明していきましょう。
エクセルもGoogleスプレッドシートもやることが同じなのに、なんで昔からあるエクセルではなくてGoogleスプレッドシートを使うの?と思われる方もいるでしょう。
先ほどもお伝えしたように、「WEB上で使える」というのが選ばれる理由のひとつではないでしょうか。もちろん、エクセルでも相手と共有できますが、Googleスプレッドシートでは「リアルタイムで・複数人と」共有できます。
そして一番の選ばれる理由として挙げられるのが、「無料」ということです。Googleアカウントさえあれば無料で使用できる、というのがOfficeソフトをインストールするよりも手軽なため、使用する企業・個人が増えています。ただ安いというだけでなく、WEBにさえつながっていれば誰とでもすぐ共同作業が可能になるのが大きなメリットとなっているのです。
最初に、先に説明した「選ぶ理由」がGoogleスプレッドシートのメリットと言えますので再度確認しておきましょう。
これだけのメリットを備えている上に、操作方法もエクセルとほぼ変わらないという点でGoogleスプレッドシートを使用している方が多いかと思います。しかし、無料で使えるというだけあってGoogleスプレッドシートにもデメリットがあります。
表計算以外にもグラフ作成やSmartArtなどの機能を備えているエクセルと比べてしまうと、グラフ作成の機能などがGoogleスプレッドシートは劣っていると言えるでしょう。グラフ作成ができない、という訳ではありませんが、エクセルに比べると多少やりにくい、と感じる方も多いようです。
また、WEB上で作業が処理されるため、エクセルに比べると計算の処理スピードが多少落ちる、とも言われています。膨大な量の計算処理をするとなると、やはりエクセルを使用した方が良いでしょう。
さて、ここまでエクセルとGoogleスプレッドシートの違いをお話してきましたが、実際表計算ソフトを学ぶならどちらを学べばいいの?と思われた方もいるでしょう。
今会社で使用しているソフトが何なのか、業務で必要なのが表計算なのかグラフ作成なのか、といった点にもよるかもしれません。けれども、おすすめとしては「エクセル」を学んでおくべきでしょう。
エクセルを学んでおけばGoogleスプレッドシートでほとんど応用が効きますが、Googleスプレッドシートを学んだだけではエクセルを使うのは難しく感じる場合があります。エクセルの知識がある程度ある、という方であればGoogleスプレッドシートを使うのも難しくはありません。
これから転職活動・就職活動をする予定の方はマイクロソフトオフィスソフトを学んでおく、というので間違いないでしょうし、現在の職場でエクセルを使用していない、という方でも、表計算を使う予定があるのであればエクセルを学んで損はないでしょう。
今回の記事では、「エクセルとGoogleスプレッドシートの違い」について説明していきましたが、それぞれにメリットデメリットがあります。最初に学ぶならエクセルからがおすすめですが、テレワークやフリーランスではGoogleスプレッドシートが活躍する場面が増えています。
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