未経験から「やりたかった」仕事へ。グラフィックデザインを学んで転職したNさんへインタビュー。

転職後の仕事内容は?

食品業界で、商品企画とパッケージデザインの企画を担当しています。
パッケージデザインはデザイナーさんに依頼し、複数案を出してもらった上で方向性を決めていきます。今は自分でデザイン制作をするわけではありませんが、ずっと好きだった分野に関われているので、嬉しいです。

学生時代に管理栄養士の資格を取得していたことも、今の仕事に活きています。
食品表示や加工、添加物など、食品に関する基礎知識があるのは、この資格を取ったおかげですね。
「好きな業界で、好きな仕事に携われている」と実感しています。

勉強しようと思ったきっかけ

前職では、食品業界で品質管理の仕事をしていました。3年目に入った頃、「このままでいいのかな」と漠然と悩むようになったんです。

でも、今やめても、やりたい事もないし…。
そんな時、知り合いから「やりたいことを見つける」本をもらったことがきっかけで、真剣に考え始めました。

実は学生時代の就活では、食品業界の商品開発職を志望していましたが、なかなか内定をもらえず…。
ゼミで実験をやってた経験が活かせるかもしれないと品質管理の仕事を選びました。

3年間働いてみて感じたのは、「やりたいこと」ではなく「できること」で就職したという事。

もともと小さい頃から、お菓子のパッケージデザインが大好きで。見るのも好きだし、選ぶのも楽しい、作ってみたいと思うし、考えだけでワクワクしました。
「やっぱり、やりたいな」という気持ちが払拭できず。いつか後悔しないよう、今、もう一度チャレンジしてみよう!と思いました。

転職準備としてのリスキリング

パッケージデザインには、IllustratorとPhotoshopが必須だと分かっていたので、まずはソフトを購入して独学で触ってみました。

ただ、「どのレベルまでできればいいのか」が分からなかったんです。
スクールで学べば、「きちんと勉強した」と自信を持って言えるし、お金を払って学んだという姿勢もやる気として伝えれる。資格を取れば、履歴書にも書ける。そう考えて、スクールに通うことを決めました。

資格は重視していたわけではありませんが、インプットだけしてもアウトプットしないと覚えれない。
合格するために勉強するから、覚えないといけないから、より身に入る!と思いました。

スクールはいくつか見学しましたが、動画を見るだけのスタイルは私には合わないと思っていたので、対面で学べるのはポイントでした。また、通える時間帯が固定されていないこと、半年という期間もちょうど良かったです。

実際に勉強してみると、やはり楽しくて。ソフトも使えるようになり、資格試験にも無事合格できました。

就職活動について

最初は選び方が分からなかったので、求人はかなり幅広く比較しました。
「ちょっと違うかも…」と思いながらエントリーしたものも含めて、15社ほどだったと思います。
Illustrator/Photoshopを使う広報・ECサイト運営・広報兼事務などに応募しました。

面接に進めたのは10社ほどで、最終的に2社から内定をいただきました。

ポートフォリオは、先生と相談しながら、応募先ごとに内容を調整しました。
面接では、実技テストがあった企業もありました。

未経験で就職活動をする方へのアドバイス

求人は、いろいろな媒体を見て、納得できるまで探したほうがいいと思います。

こだわるのが、職種なのか、業界なのか、お給料なのか、休日なのか、自分の中で優先順位を決める事が大事だと思います。

私は頭の中だけでは整理できなかったので、Excelで表を作りました。「この条件が叶うなら、ここは妥協できる」という点を細かく書き出していったんです。勤務地はこの沿線までならOK、休日は何日以上、など具体的に条件を設定し、「絶対に譲れないこと」「妥協できること」を見える化しました。

そうすることで、「自分はここを一番大事にしていたんだ」と気づくことができ、結果的に納得のいく転職につながったと思います。

今後の目標について

ずっとやってみたいと思っていた職種に就くことができたので、最初の目標は達成できました。次の目標は、自分の考えた新商品を世に出すこと。商品企画にも、もっと深く関わっていきたいです。

また、それを達成したら、次の目標を考えていきたいと思っています!