2018/09/08
こんにちは、ノアあべのハルカス校のしものです。
今回は、なんとあべのハルカス校を飛び出して、
noa 卒業生きらさんの会社・JUSTICK(ジャスティック)さんにお邪魔してきました~♪
きらさんは、お仕事でゴルフ用品のデザイン画を作成するために、IllustratorとPhotoshopを習得。
実際にどんな風に使われているのか、リアルな現場を見せてもらいました。
<訪問先>
▼JUSTICK(ジャスティック)
http://www.justick.co.jp/
大阪市住吉区にあるJUSTICKさんは、ゴルフクラブやゴルフ用品の企画・卸をする会社。
スポーツメーカーで経験を積んだ社長・島村さんが立ち上げた会社で、
もう20年ほどになるとか。
扉を開けると、さっそく事務所のいたるところに、ゴルフの商品が並んでいます!
実際に作られた商品を見せてもらいながら、お話しを伺いました。
事務所にはこれまで作られた商品がたくさん!一つひとつ想いがつまった商品なので、逸話が聞いてて楽しい♪
●Illustrator・Photoshopを勉強した理由とは?
ゴルフクラブやゴルフバッグは、シーズンごとに新商品を出すそうです。
これまではずっーと島村さんが手描きでデザインをして、外部の業者さんにデザイン画に起こしてもらっていました。
手描きのデザイン画がこちら↓
でも、実際にデザイン画があがってきても、「ちょっとイメージと違う」とか、
「色はこうじゃなくて…」とやり取りにずいぶん時間がかかって大変だったそう。
もっとラクにならないかな…と思って、デザイン画をIllustratorで作ることに!
そこで、事務職のきらさんがやってみたいです!と、手を挙げて、
コツコツ仕事の合間をぬってノアに通学。最終的には、ゴルフのデザイン画を形にできるようになりました!
見てください!
じゃーん♪
ゴルフクラブのヘッド部分。
これまでは手描きでしたが、Illustratorで作成しました!
ヘッドにつけるナンバーも、もちろんIllustratorで作ります。
このデザイン画をもとに、実際に製造していくそうです。
今までの手描きデザインを外注してデザイン画に起こす、という工程がなくなった分、
時間も短縮、コストも削減できました!
ゴルフクラブのヘッド以外に、シャフト(スイングした際に「しなる箇所」)の柄デザインや
ゴルフバッグなどのデザインもされています。
残念ながら商品化しなかったデザイン画などもたくさん見せてもらいました。
個人的に気に入った商品もあったので、いつか商品化される日を心待ちにしてますね♪
さらにデザイン画だけでなく、小売り店に新商品発売のお知らせをする資料も新しく。
これまでは文字だけで新商品の案内をしていましたが、サンプル写真も入れて、目に見てわかりやすくなりました!
左:過去のお知らせ資料、右:今回のお知らせ資料
写真入りだから一目瞭然!色味調整や修正にはPhotoshopを利用しました。
きらさんもこれからもっとたくさん作っていきたい!ととっても前向きで、嬉しい限りです♪
楽しみにしてますね~!
きらさんのお仕事風景。事務職の傍ら、Illustratorでデザイン画を作成しています。
●訪問を終えて…
島村さんからたくさんたくさん、ゴルフクラブにこだわる想いを伺い、しもの感動!
伝わってくるのが「ゴルフが本当に大好き」という熱い気持ち。
一本のクラブの細部にこだわり、シャフトのしなり具合、重さ、ショットの音にも妥協しません。
ネジ1本でも重さが変わるので、いかに理想の重さ、音、飛距離の出るクラブを作るか、に日々苦心しつつも
チャレンジされています。 サンプルができたら、もちろん使用感を試すために、ゴルフに行きます。
その後、微調整を何度も何度も繰り返し、形に仕上げていくそう。かっこいいですね!
アイアンクラブの角度を測っているところ。少しのズレも見逃しません。
こだわりのJUSTICKのゴルフ用品は、こだわりの小売店でのみ購入できるそうです。
ゴルフはしたことなかったですが、やってみたい!という気持ちになりました。
まずは打ちっぱなしからかな?
島村さん、きらさん、とっても楽しかったです!ありがとうございました!!
■きらさんが勉強したコースはこちら
グラフィックベーシックコース