2015年頃から世界中でデジタルトランスフォーメーションという言葉が飛び交いはじめ、コロナ禍に陥った2020年以降、その声はさらに大きくなっています。しかしながら2020年12月末に発表された経済産業省の「DXレポート2」では、調査対象の日本企業のうち約9割がDXについては未着手か着手を始めたばかりの状況でした。日本企業は世界の国々に比べてデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが遅れており、その差は、現在の日本企業の取り組み状況が、5年前の世界の国々のDX取り組み状況にすら届いていないという衝撃的なものでした※1。
こうした状況を踏まえ、武庫川女子大学と株式会社ワークアカデミーは、リカレント教育MUKOnoa+(ムコノアプラス)の新サービスとして、企業を対象とした「DX人材育成プログラム」をリリースいたしました。
※1:[引用:武庫川女子大学宗平教授.「デジタルトランスフォーメーションについて考える」. https://sba.mukogawa-u.ac.jp/marketing/munehira-toshimi/719/, (参照 2023-10-02)]
従来のビジネスパーソン個人を対象としたリスキル講座と異なり、これからDX人材育成に本格的に取り組みたいが何から始めたらよいか困っている企業向けに、導入編・基礎編・発展編と段階的な研修メニューをご用意。導入編と基礎編はeラーニングで通学の必要が無く、受講料は導入編3,300円~と取り組みやすい価格に設定しました。発展編は、より高度なスキルを習得するため、講師からの直接指導によるメニュー。企業様の課題、到達目標に合わせて、必要スキルをヒアリングし、特別メニューをプランニングいたします。オンラインでつないでの受講も可能で、対面の場合は、西宮北口、大阪中津、天王寺(あべのハルカス)の教室も利用可能です。
受講修了者には、グレードごとに国際標準規格のデジタル証明書「オープンバッジ」を授与いたします。名刺やメールなどに表記し、自身のDXスキルレベルを対外的に証明できます。
「DX人材育成プログラム」を導入された際の特典として、契約された法人へは武庫川女子大学 経営学部 宗平教授による「ビジネスパーソンのためのDX 基礎講座(33,000円)」のダイジェスト映像をプレゼントいたします。 宗平教授は、情報子会社の技術統括役員、ベンチャーでEC開発事業統括の経歴を持ち、現在は企業のIT顧問もご兼任されています。9月27日(水)に西宮市中小企業等デジタル化支援事業補助金説明会と同時開催の「はじめてのデジタル化・DX 入門セミナー」においても講師を務められました。
西宮市の産業文化局 産業部 商工課長からは、「市もリスキリング支援の重要性を認識しているところです。特にDXによる生産性向上や業務改善などは、事業の維持発展に欠かせません。市内大学である武庫川女子大学において、このようなプログラムを構築頂いたことは大変喜ばしいことであり、企業の取り組みを加速させることに繋がると考えます」とコメントをいただいています。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ワークアカデミー
〒531-0072 大阪市北区豊崎三丁目15-10
TEL:06-6377-9800
Mail:info@w-ac.jp