こんにちは、講師の秦です。
「Webの勉強」と言えば真っ先にでてくるのが『HTML』と『CSS』。
しかし最近は、『HTML』『CSS』の他にも『JavaScript』や『PHP』といったwebプログラミングの必要性が高くなっています。
そもそもwebプログラムとは何なのか。何ができるのか。といったところをまとめてみました。
『プログラム』とは、ざっくり言うと計画表とか進行予定表です。「コンサートのプログラム」とか「運動会のプログラム」をイメージしてみてください。
1.生徒入場 2.校長先生のあいさつ 3.生徒退場 ・・という具合に、これから何をするのかが順番に書いてあります。
それと同じように、『コンピューターにさせたい仕事を順番に書いたもの』がプログラムです。
プログラムを書く事を『プログラミング』。
プログラムを書くための言語を『プログラミング言語』と言います。
HTMLとCSSだけで作られたページは、紙に印刷した文章と同じですが、プログラムを使うとページに様々な『動き』をつける事ができます。
noaのトップページを例に見てみましょう
他にも、
・写真をクリックしたら大きく表示される
・一定間隔で写真が入れ替わる
・ネットショップのショッピングカート
といった、よく見かける機能もプログラムで作られています。
最近では、これらの機能が無いページを探す方が難しいです。プログラムの重要性が高くなっている理由が分かりますね。
先ほど例に挙げた、「検索ボタン」と「スクロールボタン」ですが、実はそれぞれ別のプログラミング言語で作られています。
検索ボタンは『PHP』というプログラミング言語、スクロールボタンは『JavaScript』という言語で作られています。
プログラミング言語にも種類があって、それぞれ役割やできる事に違いがあるので、目的に応じて使い分ける必要があります。
その中でも『JavaScript』と『PHP』はWebプログラミングの代表格的存在です。
JavaScript・・・主に画面上の動きやアニメーションを担当
PHP・・・ショッピングカートや検索フォームなど、ページの仕組みを担当
以前はJavaScriptで表現していたアニメーションが、新しいCSSで表現できるようになりましたが、
まだまだできない事も多いのでJavaScriptは活躍の機会が多いです。
さらにPHPでショッピングカートの設置等複雑な仕組みをページに組み込めると仕事の幅が大きく広がりますよ!
HTML◎ 必須
CSS◎ 必須
JavaScript〇 ほぼ必須
PHP〇 ほぼ必須
よく勘違いされますが、HTMLとCSSはプログラミング言語ではありません。
HTML・・・文章に記(タグ)を付けて役割を指示する『マークアップ言語』
CSS・・・文章に装飾を施すための『スタイルシート言語』
覚えておいてくださいね!