プログラミングの独学が挫折しやすい理由とその対処法

IT技術が今後も世の中の主軸になっていくことは明らかでしょう。コロナ禍にある近頃の状況を見ても、今後その流れが変わることはなさそうです。IT化の流れに乗ってますます注目されるのはプログラミングの技術です。近く小学校でもプログラミングの授業が必修となり、実際に目の当たりにする機会も増えていきそうですね。プログラミングの勉強を始める際に多くの人が当たる壁が、「独学すべきか?スクールに通うべきか?」の2択です。極論、プログラミングは独学でもマスターすることが可能です。しかし、その過程で挫折をしてしまう人が多いのも事実。この記事では、なぜ挫折してしまうのか?挫折しないで勉強を進めるにはどうしたら良いのか?それでもNGな場合スクールという手も考えてみては?と言う流れで紹介していきます。重要なのは挫折をせずに成果物を独力で作り上げられるようになること。どうしたらその状態まで持っていけるのか、具体的に紹介してきます。

プログラミングの独学が続かず挫折する理由

プログラミングを独学することは可能です。これだけ情報に溢れた現代ですし、しかもITに関することですから、ほぼ全てのプログラミングに関する情報はインターネット上に落ちています。しかしプログラミングの勉強は挫折してしまう人は後を絶ちません。なぜなのでしょうか?まずはその原因を知っておくことで予め失敗を回避することができるかも知れませんね。考えられる主な理由は下の8つです。

  • 不明点を質問できる環境がなかった
  • エラーの解決ができなかった
  • モチベーションが続かなかった
  • 学習時間を作ることができかなった
  • どこまで進めたら良いのか判断ができなかった
  • 良い学習方法がわからない
  • どの教材を選んだら良いのかわからない
  • 環境設定で行き詰まってしまう

順番に確認していきましょう。

不明点を質問できる環境がなかった

プログラミングの独学に挫折する理由として最も多いのが、不明点を質問できる環境を確保できなかったと言う点です。プログラミングを用いて成果物を製作したり、問題を解決する方法は多種多様にあります。もし、参考書や教材で一つの正解を得られたとしても、そのやり方だけが問題を解決する唯一方法ではありません。また、エンジニアによっても書くコードは変わってきますから、どんなやり方にも相応に対応できる知識が求められます。もちろん、それらを独学で全て身に付けることは可能ですが、特に初心者のうちは相当な労力を求められることも事実です。そうして1人で悩んでいるうちに気持ちが萎えてきてしまって挫折というパターンが多く見られます。メンターの見つけ方は後ほど紹介しますね。

エラーの解決ができなかった

エラーの解決ができなかったというのも、プログラミングの挫折に繋がる大きな一因です。プログラミングのコードは、たった1ヶ所の細かな入力ミスが原因で発生することがしばしばあります。インターネットで検索することでそれらのエラーが解決すれば良いのですが、うまく行かないケースも多くあり、何時間も行き詰まってしまうこということが起こり得ます。それが原因で気持ちが折れてしまって後が続かなくなってしまう事態が多く見られます。

モチベーションが続かなかった

上記2点に大きく関連しますが、問題を解決するための質問者がいなかったり、エラーの解決を自ら実践することができないと、徐々に気力が低下していってしまいます。始めた当初のようなやる気のみなぎった状態をなかなか維持できないということですね。もちろん、どんな困難にも1人で立ち向かってモチベーションが途切れることはないという人も稀に存在します。ですが、多くの人が相談者がおらずエラーの解決に時間がかかりモチベーションをすり減らしてしまうという現実に遭遇する事実があります。

学習時間を作ることができかなった

独学をしようとする人は、学生ばかりではないでしょう。むしろ仕事をしながらだったり、アルバイトをしながらエンジニアを目指して頑張るという人が多数派なのではないでしょうか。それらの人々に共通した悩みは「学習時間の確保」です。これは物理的にも体力的にもなかなか難しい問題です。例えば9時から18時まで会社で働くサラリーマンが19時に帰宅して、毎日2時間勉強の時間を確保するとなると、最初の1ヶ月くらいは続くかもしれませんがなかなか継続することは険しい道のりになります。限られた時間で効率の良い正しい方法で勉強していかなければ継続は難しいことがわかるでしょう。

どこまで進めたら良いのか判断ができなかった

プログラミングの勉強が波に乗ってきて、いける!と思った時にやってくるのがこの難関です。プログラミングの勉強は際限がありません。どの言語をとってもマニアックなところまで突き詰めようとしたらいくらでも勉強する素材が尽きることはありません。大体どの程度ができるようになったら一般的に合格と言えるのか、マスターしたと言えるレベルなのか、なかなか初心者には判断することが難しい部分があります。「どこまででひとまずOKとするか?」に関して判断を間違えて、本来学ぶべきことを学べずに挫折してしまうパターンもあります。

良い学習方法がわからない

書籍、ブログ、インターネット、YouTubeなど、学習教材がたくさんあることはプログラミング学習のメリットです。しかし、逆に学習教材が多すぎることが迷いを生む原因になってしまいます。中学生、高校生の時に、どの参考書が良いかで迷った経験がありませんか?プログラミング学習については、その時に迷った何倍もの量の教材があると思って良いです。色々と自分に合うものを探しているうちに、どんな教材があるかには詳しくなったけど、肝心のプログラミング学習が進まないで満足してしまった、なんて笑えない状況もあることを覚えておきましょう。

どの教材を選んだら良いのかわからない

「良い学習方法がわからない」のところで説明した部分にも共通しますが、どの教材を選ぶかは、自分に合ったものを探すしかありません。教科書が良いのか、動画が良いのか、またインターネット上の教材でゲーム感覚で進めた良いのか、人によって合った教材を見つける必要があります。試しているうちにモチベーションが徐々に低下して・・・という事態は避けたいものです。

環境設定で行き詰まってしまう

プログラミング学習をしばらく進めていくと必ず直面するのが環境設定です。Vagrantを使った環境開発、XAMPPなどの統合環境開発が有名ですが、PCツールのターミナルの使い方が手順書を読んでも分からないということが多発します。何度もエラーが出ているうちに、やがて心が萎えてしまい、そのままプログラミングの勉強を続けられなくなってしまったという人も多くいます。

プログラミングの独学を挫折せず継続する解決方法

プログラミング独学が続かない理由について8つほど理由を挙げました。これらを避けて学習を続ければ良いということは分かった!でも、勉強を続けていたらどうしても直面してしまう課題なのでは?と思われた方も多いでしょう。それを避ける方法があります。主に2点紹介していきますので参考にしてください。

  • メンターを確保する
  • 無料の教材のおすすめを一通り勉強する(progete Dotinstall)

独学のためのメンターを確保して挫折を防ぐ

これだけつまづき要素がたくさんのプログラミングの世界ですから、メンター(学習を助言してくれる人)をマッチングしてくれるサービスが存在します。以下代表的なものの例を挙げていきます。

  1. テラテイル(teratail)
  2. プログラミング初心者向けのQAサイトです。質問をすると回答してくれる人がいます。Yahoo質問箱のイメージです。色々な人がいますから、ここで質問をすることで回答を得るだけでなく、プログラミングに関する意見などももらえたりしますので、独学で勉強する人にとってはモチベーションを上げる意味でも利用する価値があります。

  3. スタックオーバーフロー(Stack overflow)
  4. 世界最大のプログラミングQAサイトです。もともとアメリカが発祥ですが、日本語版もありますし、テラテイル同様回答者がたくさんいますので利用してみると良いでしょう。ただしこちらは初心者・上級者入り乱れいますので、何も調べていない質問だと分かってしまうときつく注意さ

  5. タイムチケット(Time TIcket)

このサービスはプログラミングに限りませんが、お金を払うことで知識のある人の助言を得られるサービスです。もちろんプログラマーの上級者の方も多数登録しているので、お金を払ってでも解決したい問題があるという時には利用する価値があるでしょう。

無料の教材のおすすめを一通り勉強する(progete Dotinstall)

もちろんメンターに悩みを解決してもらうのは良い手です。質問するに到るまでにはやはり基礎力が必要です。基礎的な勉強をインターネット上でするのならprogateとDotinsitallがおすすめです。以下特徴を解説しますね。

  1. progate
  2. progateは全部で12種類の言語、47コースの教材が用意されています。HTML&CSS、JavaScript、JQuery、Ruby、Ruby on Rails5、PHP、Java、Python、Command Line、Git、SQL、Saas、Go、Reactと現在プログラミングで使われているほとんど全ての言語が網羅さているので初心者には特に人気があります。
    1つ1つの言語を一朝一夕でマスターすることは難しいですが、ニーズに合った選択が可能です。また、progateの学習はゲーム感覚で進みます。はじめに、このコードを入力するとこう動きます、という解説画面が表示されます。それを視聴した後実際に自らコードを入力するわけですが、間違えるとクリアできずどこが間違っているかをチェックしなければなりません。その後正解するとクリアしレベルが上がり、次のステージへという設定になっています。TVゲームを進めるかのような感覚で自然に楽しみながら学べる仕組みになっていますので、初心者でも飽きずに続けられるのがポイントです。

  3. Dotinsitall

progateと同等の人気のあるDotinstallですが、最大の魅力は動画で実際にコードを書く講師の手順を見ながら学習できる点です。動画で学ぶのは視覚的にわかりやすいこともあり、ProgateよりもDotinstallをおすすめする方もいます。progateと同様、HTML&CSS、JavaScript、JQuery、Ruby、Ruby on Rails5、PHP、Java、Python、Command Line、Git、SQL、Saas、Go、Reactと、多数言語が用意されており、progateと同じくで初級編まで無料で利用できます。
有料課金になっても980円で学べることを考えると非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。

プログラミングの独学で挫折を防ぐにはスクールが1番

これだけ教材の揃った世の中ではありますが、やはり対人で講師に教わった方が良いと考える人も多くいるでしょう。もちろんスクールに通うことは時間の制約、交通の煩わしさ、資金面などデメリットも多くありますが、メリットがそれを上回るでしょう。スクールに通う場合のメリットについて解説していきます。

講師がすぐに問題点を教えてくれる

一般的にプログラミングスクールは少人数で教えることが多く、講師にすぐ質問をできる環境にあります。中にはマンツーマンで教えるスクールもありますから頼もしいことこの上ないですね。ただし、プログラマーに必要な能力の筆頭に「ググる力」を挙げる人も多いですから、自分で考えてから質問するクセをつけておく必要がありますね。

自分のクセや思い込みを指摘してくれる

これは思いの外大きなポイントです。独学では自分のクセを知ることはほとんど不可能に近いかもしれませんが、他人に教えてもらうことで自分のクセや思い込みが修正され、短時間で高い学習効果を得られる可能性が飛躍的に高まります。有能な講師であればあなたのウィークポイントを的確に教えてくれるでしょう。

モチベーションの維持がしやすい

最後にやはりモチベーションです。人と人との繋がりはモチベーションを保つのに絶大な力があります。ダイエットで一躍有名になったライザップは人と人とのコミュニケーションや絆を利用することで多くの成功者を生み出してきました。スクールに通うことは、「あの人の言う事を守ろう」といった他人の力が心理的に働きますからモチベーションのコントロールが楽になるという作用があります。

最適なやり方でプログラミング独学の挫折を防ごう

いかがでしたでしょうか?要点を以下まとめます。

  1. プログラミングの独学学習には落とし穴がたくさんある
  2. 落とし穴を具体的に知る事で挫折を回避することができる
  3. 挫折を回避するためにはメンターの確保、独学で有効なサービスprogate、Dotinstallが有効
  4. スクールにはメリットが沢山!講師が悩みをすぐに解決してくれモチベーション維持も簡単

独学を貫くのもスクールに通うのもあなたにあった方法を探すことが重要です。一人前のプログラマーになるために、最短の方法を見つけてみてください