
企業のDX化や急速な技術革新、市場の変化など、これまでにないスピードで時代は変化しています。そのような時代の変化に対応していくため、日々新しいスキルを学び・取り入れていく「リスキリング(学び直し)」が私達には求められています。2022年、当時の首相が方針演説で「リスキリング支援に5年間で1兆円を投じる」と表明してから3年。リスキリングはどの程度、浸透しているのか、また、リスキリングで人気のコンテンツとは。今回は最近のリスキリング事情についてご紹介していきます。

2025年10月、株式会社マイナビが正社員800名を対象に行った「リスキリングに対する意識調査」では、リスキリングの経験があるのは全体の24.3%。2022年頃から推進されてきたリスキリングですが、いまだ全体の四分の一ほどしかリスキリングを行っていないことが分かりました。(注1)
一方で、リスキリングを経験した人の評価は高く、約7割が「リスキリングをして良かった」と回答。「自己成長や自信につながった」「仕事の幅が広がった・役割が変わった」「収入や報酬が向上した」と確実に成果を実感していることが明らかになりました。 (注2)
これらの数字は、「興味はあるけどまだ踏み出せていない」という皆さんの背中を押してくれる貴重なデータと言えるでしょう。
注1,2)出典:株式会社マイナビ“リスキリングに対する調査”2025.10.30
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/26

リスキリングでは、実際どのようなコンテンツが人気を集めているのでしょうか。前章でご紹介した株式会社マイナビの「リスキリングに対する意識調査」によると、取得したスキルとして最も多かったのが「AI・生成AI活用」でした。業務効率化や生産性向上への関心が高まるなか、実務に直結しやすいテーマとして注目を集めています。ここでは、その内容について見ていきましょう。
ChatGPTをはじめとする生成AIは、資料作成の下書きやアイデア整理、データの要約、マーケティングリサーチなど、日々のさまざまな業務を効率化できる手段として多くの企業で導入が進んでいる分野です。
生成AIは誰でも使うことができますが、業務で効果的に活用するためには、基本的な知識や使い方の理解が欠かせません。
そこでリスキリングとして体系的に学習する際には
・業務に活かす具体的な活用事例
・効果的なプロンプト(指示文)の作り方
・アウトプットの精度を高める工夫
といった実践的な内容を学ぶことが多いようです。
単に「使ってみる」だけでなく、成果につなげられる活用力まで高められる点が、支持を集めている理由です。

リスキリングは特別な人だけのものではなく、これからのキャリアを考える上で身近な選択肢のひとつです。少しでもキャリアアップを目指したい方、自分自身をアップデートしたいと感じている方は、まずはできることから一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
資格とキャリアのスクールnoaでは、AI活用スキルをはじめ、さまざまな分野の講座をご用意しています。「何から始めればいいか分からない」「自分に合う分野を知りたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。専任のキャリアアドバイザーがあなたのリスキリングを徹底的にサポートします。