エクセルのおすすめ3大フォント！資料をぐっと見やすくする使い分け方
エクセルの基本操作もバッチリ覚えたけど、なんだか自分のエクセルの資料って見にくい気がする……と感じることはありませんか？もちろん、表の見やすさだったり、文章の配置だったり……エクセルの資料が見にくい、と感じられる要素はいくつもあります。でも意外と見落としがちなのが「フォント」です。
エクセルのフォントを変えるだけで、いつものエクセルの資料の見え方もグッと変わります。フォントは無数にありますが、おすすめはズバリ「メイリオ」「Ariel」「Times New Roman」の3大フォントです！使い分け方など、詳しく見ていきましょう。
目次
エクセルはフォントを変えるだけで雰囲気が一変
ワードで文章を作るときはフォントに気を付けていたけれど、エクセルでもフォントを変える効果ってあるの……？と感じた方もいるかもしれません。どうしてもエクセルは表・数字が中心の資料になるので、文字に関してそんなに意識していなかった、という方も多いでしょう。
しかし昨今のビジネスシーンでは、「フォントによってはNGを出している」「指定のフォントがある」企業もあるのです。
次の画像でエクセルでよく使われるフォントを並べてみました。どれが見やすいですか？
同じ文字の大きさでも、フォントを変えるだけでこんなに雰囲気が変わります。それでは、実際にエクセルで良く使われているおすすめのフォントをご紹介していきましょう。
エクセルのおすすめフォント3選
ワードやパワーポイントなど、見せる資料の形が違ってくると適したフォントも変わってきますが、ここでは特に「エクセル」でおすすめのフォントに絞ってご紹介します。
メイリオ
真っ先におすすめしたい「メイリオ」は、「明瞭」が語源とされるゴシック体のフォントの一つです。和文に向いているフォントの一つで、文字にほど良い柔らかさがあり、数字も見やすいのが特徴です。初期設定の「游ゴシック」よりも線がはっきりするので見やすい、と感じる方も多いのではないでしょうか。
ただ、見る方によっては少し砕けた印象に感じる、という方もいるかもしれません。かっちりした印象で作りたい！という方は、違うフォントも探してみましょう。
Ariel
「Ariel」は、「数字」を表記するときにおすすめのフォントです。次の画像で比較すると、確かに見やすく数字を表示してくれます。
先ほどおすすめしたメイリオの数字も十分見やすいので、文章部分にメイリオを使っている方はそのままでも大丈夫かもしれません。
Times New Roman
最後に、「英文」を表記するときにおすすめのフォントが「Times New Roman」です。Timesと名前にあるように、イギリスのTimes紙で使われているフォントです。
この画像のように、ローマ字の表記が游ゴシックに比べて見やすくなりますね。
フォントの互換性に注意！
数字も文字も見やすくて使いやすい、ということでおすすめなのは「メイリオ」ですが、ご紹介した3つのフォント以外にもエクセルにはたくさんのフォントがあるので色々試してみるのも良いでしょう。
ただし、ここで注意してほしいのが、フォントによって「互換性」の問題があることです。現在標準フォントとされている「游ゴシック」でさえ、ファイルを開く環境によっては見づらくなってしまう場合があります。
古いバージョンのOSやOffice
「游ゴシック」を例に挙げましたが、こちらの「游ゴシック」がエクセルの標準となったのはWindows8.1からとなっています。なので、それ以前のOSを使用していると、「游ゴシック」が上手く表示されない、という問題が発生してしまうことがあります。
また、Officeでは2016から搭載されているフォントなので、これも同様に古いOfficeだと上手く表示されない不具合が発生します。
Microsoftから無料配布されている「フォントパック」というダウンロードコンテンツで「游書体」を古いOSにインストールすることもできますが、手間を考えると互換性の高いフォントを使用しておくことをおすすめします。なお「メイリオ」はVistaから搭載されているフォントです。
WindowsとMac
WindowsとMacでも、フォントの互換性がない場合があります。そうなってしまうと、ひどい時はレイアウトがぐちゃぐちゃになってしまい、全く理解できない資料になってしまう……なんてことも。
現在ではWindowsとMacの互換性もだいぶ高くなってきているので標準フォントでそこまで酷い状況は少なくなってきていますが、有料のフォントなどはWindows限定、Mac限定のものもあるので購入の際は注意しましょう。
エクセルの知識を深めよう
今回は「エクセルのフォント」のおすすめをご紹介しました。そもそもエクセルのフォントの変え方は？という方は、まずエクセルの基礎から学ぶことをおすすめします。当スクールではエクセルの入門講座もご用意しているので参考にしてみてください。
互換性など、少し難しい内容もあったかもしれません。フォントに気を付けてみたりもしてみたいけど、まだまだエクセルの知識も不安……という方には、最初にご紹介した入門編のエクセル講座以外にも、基礎・応用もご用意しています。
エクセル以外のOfficeソフトも同じように段階別に講座をご用意しているので、もし色々学んでみたい……！とスクールに興味が沸いた方は、是非当スクールの講座をチェックしてみて下さいね。
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