【DTPデザイン実習】創作串揚げ店のテナント看板デザインが完成!

スクールの様子

こんにちは、ノアあべのハルカス校のしものです。

 

ノアでは、グラフィックの勉強をされている方向けに、
実践編として、デザイン実習があります(希望者に限ります)。
今回はJR大正駅徒歩すぐにある、創作串揚げ「一正」さんご協力のもと、
生徒の長友さんの実習として、ビルにつけるテナント看板デザインを行いました。
最初にしたのは、現場を見ることと、クライアントとの打ち合わせです。
ビルにはいくつもの飲食店が入っています。
もともとは、こんな感じで前のテナント名も入っていました。
(写真では消しています)
赤枠の部分に、新しいテナント用看板をつけます。

isshou00.jpg


クライアントからの希望は

・店名を入れる
・階数を入れる
・黒以外の背景で

の3つ。

背景が黒だとちょっとスナックっぽい雰囲気になっちゃいそうなので、とのことでした。

 

創作串揚げ「一正」のターゲットは「30代以上の男女」。
その日に仕入れた新鮮な旬の食材を、
一本一本オリジナルの串揚げにして提供するスタイルで、
ジャズが流れる落ち着いた雰囲気のお店。
どちらかというと大人向きで、お酒を飲みつつゆっくり串揚げを楽しみたい方向けのお店です。

最初のデザインでは、メインの文字は、筆文字風に。
背景は「白」。悪くないけど…シンプルすぎて、ぱっとしません…。

isshou01.png

 

デザインには「ルール」があります。
ノアスタッフのアドバイスで、背景をホームページに合わせて「ベージュ」に変更。
階数も、ただの文字だと目立たないので、ロゴの色をキーカラーに、色抜きの白文字にするなど調整。「縦横のラインを合わせる」「左右、上下の余白を統一」「文字に大小をつける」
で、
3案作りました。

A案:

isshou011.png

 

B案:

isshou012.png
C案:

isshou02.png
背景色をベージュにしたのは、ホームページを見て来た人が、
「あれ?」と思わないように、イメージを統一するため。
店内の壁やカーテンもベージュカラーが使われていました。
テナント看板だけ、白々しているとちょっと違和感ありますよね。

案は、
①クライアントの希望に沿ったもの
②ターゲットユーザー視点で
➂デザイナーからの提案
で考えると作りやすいです。

 

クライアントにプレゼンする時は、できるだけ複数案のほうがおすすめです。
「自分が選んだ」という心理効果を得るのも大事なのです。

最終的には、C案に決定しました!
実際に設置したらこんな感じ♪
isshou013.jpeg
実習を通して、長友さんの制作スピードもあがり、他のお店のメニューも作ったりと、
幅が広がりました。今回の内容をポートフォリオに入れて、
これから転職活動がんばろうね!

 

●実習協力店
創作串揚げ 一正
https://www.issyou.net/

完成したお祝いに食べてきました♪
一本一本揚げたてが食べれるし、想像以上の串が出てくるので、
ほんとに楽しいし、おいしい!
ノアの生徒さんの年齢層がターゲットなので、ぜひ行ってみてくださいね♪
isshou014.jpegisshou015.jpeg
isshou016.jpegisshou017.jpeg

■長友さんの受講講座はこちら

WEBクリエイタープロフェッショナルコース
http://noa-wa.co.jp/web/course_web_creator_pro.html

 

ノアでは、希望者向けに特別カリキュラムでDTPデザイン実習を行っています。
対象は、IllustratorPhotoshopDTPデザイン制作を受講済みの方。
元制作会社のスタッフから、現場ルールを踏まえたアドバイスと、
実際の仕事の一連の流れを体験できますよ。
自信をもって転職活動したい方におすすめです!

詳しくはスタッフまでどうぞ♪