風間先生が解説します!「ExcelVBAで何ができるの?」

スクールの様子

こんにちは、講師の風間です。

みなさんはお仕事で、よくExcelを使いますか?
Excelでの作業って、決して難しい作業ではないはずなのに
とにかくやる事が多くて時間や手間がかかる!というものが多いですよね。
売上データの集計や分析、顧客管理表へのデータ追加、請求書の印刷……場合によっては丸一日費やしてしまうことも!

業務効率化を求められる中で、何か手はないのでしょうか――
そんな方にぜひおススメしたいのが、『マクロ』機能の活用です。

名前だけは聞いたことあるぞ、という方もいるかもしれませんね。
次から詳しく解説していきます。

『マクロ』を使うと何ができるの?

Excelには『マクロ』という名の処理を自動化するための機能があり、この機能を使えば様々な処理を自動化できるのです。
日々の業務でよくExcelをよく使う方であれば、名前だけは聞いたことがあるかもしれません。

Excelを開いたときに、こんな注意事項が出てきたことはありませんか?

これは、このファイルにはマクロ機能が組み込まれていて、一部の作業が自動化されているという事です。

例えば毎週末、各部署の売り上げデータを1つのファイルにまとめて報告する必要があるとします。
すべてのファイルから関数やコピー&ペーストを駆使して集計し、
その体裁を整えて不要な部分を手作業で削除し、分析結果をまとめる……という一連の作業。

慣れている人でも、1時間はかかるこの作業。マクロ機能を使うことで、作業をまるっと『自動化』……言葉を変えると、『記録』させることができるのです。
つまり1回目に自動化しておけば、2回目からはボタン1つで勝手にExcelが作業をしてくれるというわけです。

こんな便利な機能、どうしてみんな使っていないんだ!?と思いませんか?
実は、マクロ機能を使うには、特定の『プログラミング言語』が必要なのです。

プログラミングって難しいんじゃないの?

『マクロ』を記述するにはVBA(Visual Basic for Applications)という言語を用います。
こちらも、名前は聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。

このように、Excelに指示したい作業をVBAに「翻訳」して指示を記述していくことが必要です。
そのため、ある程度この言語を勉強しておかないと、マクロ機能を正しく扱うことができません。

「理系じゃないからプログラミングなんて絶対無理!」
「英語が苦手だからきっと覚えられない……」

と、この時点で思われていませんか?
The・文系出身の私も、最初はそう思って敬遠していました。

とはいえ、数あるプログラミング言語の中では比較的簡単でわかりやすいのもVBAの特徴の1つです。
なぜかというとこの言語はあくまで、「Excelの作業を記録し、自動的に実行する」ことに特化しているからです。
そのため、他のソフトに命令を出すことはできませんが、実際に実務に利用するまでに覚える量は少なくて済みます。

ノアの講座ではなんと15時間で、マクロの基礎知識と簡単な作成・修正ができるようになりますよ♪

⇒VBAを学んだ方の記事はこちら

VBAを学ぶことでたくさんのメリットが!

業務を効率化させる、手間を減らすといった実務へのメリットも勿論そうですが、
その他の目的でVBAを勉強されている方も多いんです。

今、プログラミングが人気なのはご存じですか?
実は、小学校や中学校の授業科目として「プログラミング」が導入されはじめているんです。
近い将来、新入社員はみんなVBAができて当たり前になっているかも……
そこで、プログラミング言語勉強の『入口』として、まずは普段使っているExcelに活用できるVBAから勉強をスタートされる方が多いのです。

また、VBAを勉強してマクロ機能を使えるようになった事で業務改善を思いつく、という逆パターンもあります。

仕事で今すぐ使わないという方でも、VBAは資格もあるため、
転就職時に有利になるように目指すという方も通学されていますね。
ノアでも受講人気TOP3に入ってくるほど、注目度が高いスキルです。

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